4月16日(火)よる10時スタート!! 火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』
働くとは? 仕事とは? そして本当の幸せとは? 残業ゼロ、定時で帰るがモットーのニューヒロインが 曲者のモンスター社員が抱える様々なトラブルを解決! 現代に働くすべての人を応援する “心温まるワーキングドラマ”をお届けします!
「私定時で帰ります」っていう最近テレビでやっているドラマが結構面白いです。
いろんなモンスター社員が登場する会社を舞台に、働くとはどんなことか?仕事とはどんなことかを考えさせられる面白いドラマです。
このドラマで印象的だったのが、吉高由里子さん演じる東山さんが「残業ゼロ・定時で帰る」ために実践している「定時で帰るための仕事効率アップ方法」です。
こちらの記事に詳しくまとめられてました↓
ざっくりとまとめると以下です。
- デスクの整理整頓
- ToDoリストを作成して実行
- 所要時間を設定して時間内に終わるよう集中
- 適度に休憩をとる
- 習慣づける
こうして見ると、当たり前っちゃ当たり前のことではありますが実際はこれをできている人は意外と少ないんじゃないかなと思います。
僕は今はフリーランスなので、定時という概念はないですが、仕事効率化のための方法としてはかなり効果的だと思うのでできる限り実践していきたいです。
定時で帰るための方法を実践しても定時で帰れない会社は多いと思う
僕はフリーランスになる前、会社員をやめる1年前くらい(会社をやめたい・やめることを考えるようになったくらい)から定時で帰るようになりました。
会社に対する不信感と、どんなに頑張っても給料アップが見込めないと判断してからは、就業時間内は会社のために全力でリソースを提供するけど、それ以外の時間はできる限り残業せず、家族サービスなど自分のために時間を使うようになりました。
定時で帰るために就業時間内で終わる仕事をできる限りやって、できないものはできる限り断っていました。
多分、「定時で帰るための仕事効率化方法」に挙げられていることをだいたいは実践していたと思います。
振り返ってみると、その頃定時で帰れていたのは多分、「もう会社からも周りの社員からもどう思われてもいいと思っていた」状況だったからだと思います。
「定時で帰ったら周りの人に迷惑がかかる」とか「会社の売り上げに貢献できない」とか「自分の評価に影響する」ってことを考えた場合、定時で帰りたくても帰れなかったと思います。(多分やめることを考える前はこんな感じだった)
会社や上司が仕事効率化を積極的に進めている会社だったり、それなりに儲かっている会社だったら多分そこまで周りから色々言われることがないと思うので、上記の「定時で帰るための方法」がかなり効果的だと思います。
が、そんなに儲かっていない会社や昔ながらの考えが残っている会社では多分通用しないんじゃないかなと思います。
そうゆう会社は「定時で帰ることは悪いこと」というような風潮があるし、仮にそうゆう風潮を変えようという人が出てきても、組織が賛同してくれなかったり、「そんなことを言う前に売り上げを上げろ」と論破されてしまったりします。
あと、仕事を一通りこなしても次の仕事が降ってきたりするし、頑張っても頑張っても終わりがないので、自分で区切りをつけないといけません。
定時で帰る方法を実践した結果の現実
YouTubeにこんな動画がありました。
この動画では、定時で帰る方法を実践した人の話が紹介されていますが、
定時で帰るために仕事を頑張った結果、
- 定時で帰れてプライベートな時間を確保できた
- でも周りから白い目で見られ、居心地が悪くなった
- 自分の担当の仕事が減り、周りからの相談も減った
っていう状況になってました。
実話かどうかはわかりませんが、自分の会社員時代のことを考えると共感できる部分が多々ありました。
この人は最終的に転職してましたが、転職先の給料が低かったため、前の会社の社長に「もう一度働かせてください」と妻がお願いして終わってました。
この動画を見る限り、
「定時で帰るメリットを得たい場合、それなりのデメリットがあるからどちらを選択するか考えた方がいい」ということを感じます。
ガチで定時で帰る方法
上記を踏まえて、ガチで定時で帰る方法について考えてみました。
僕の考えでは「ガチで定時で帰りたい」場合、以下の2つが効果的なんじゃないかと思います。
- 定時で帰ることを推奨している企業に転職する
- 定時で帰ることによるデメリット(周りの目・評価)を覚悟する
今働いている環境を自分一人の力で変えることはなかなか難しいので、自分でできる一番効果的な手法としては、「環境を変える」か、「環境に適応する」だと思います。
転職して定時で帰ることを推奨しているスーパーホワイト企業に入れれば一番手っ取り早いですが、なかなかそうは行かない場合、転職してもうまく行かない場合も多いです。(ホワイトな企業は倍率超高いと思うし、転職しても転職先が給料低かったり、実はブラックだったということもあり得る)
なので一番現実的なのは、今の会社で定時で帰る「2」の方法です。
定時で帰ることによって周りの目が厳しくなったり、評価が下がる場合もあり得ますが、それらを全て受け入れることができれば、定時で帰るのは多分余裕です。
(色々失うものも多いですが...)
定時で帰っていても、ちゃんと仕事をこなしていれば定時帰りを良く思っていない会社であってもある程度は理解してくれると思うので、時間内に自分のできることを最大限こなすことが重要なんじゃないかなと僕は思います。
そもそも、定時に帰れない会社は定時が無いようなもんなので、フレックス制だと公表してくれた方がよっぽど納得できる気がします...
昔に比べたら今の方が定時に寛容な会社も増えてきているとは思いますが、今も大半の会社に残ってますね。
自分の子供たちの時代にはこの悪しき習慣が無くなることを願いたいです。