個人アプリ開発者として、フリーランスとして目標としているのが、
「週休7日で働きたい」というブログを運営しているTAKUYAさんです。
この方は、InkdropというMarkdownエディタアプリを一人で開発・運用されているそうですが、月65万の売り上げをあげて個人開発だけで生活しているそうです。
最近は一時期多く聞いた、「アプリで1発当てて人生逆転した話」や「アプリ開発者がアメリカン・ドリームを手にした」というような話をほとんど聞かなくなってきました。
アプリ市場へゲーム会社や資金力のある会社が参入してきたこともあり、個人開発者にとってはなかなか厳しい時代になってきたなという実感があります。
そんな中でもTAKUYAさんは個人開発で食べていけているし、自分の経験・ノウハウを惜しげも無く公開しているところが純粋にすごいし、尊敬します。
僕も将来的には個人開発で食っていきたいという目標があるので、学ぶべきことがとても多いです。
自分の作ったサービスで生活するってめちゃくちゃすごいことだと思う
僕は会社員をやめる直前くらいから自分でサービスを作ることを始めました。
サービスを作るのってかなり大変だし、時間がたくさん必要です。
頑張って作ったものが評価されない・使ってもらえないとなると、
今まで費やしてきた時間が無駄だったような気持ちになります。
受託開発など、人から依頼された仕事をしてお金を稼ぐのって、大変な面ももちろんあるけど、やったらやった分の利益を得られる・費やした時間の分だけ対価を得られるので、「お金を稼ぐ」という意味では簡単だと思います。
一方で、自分でサービスを作ってお金を稼ぐ場合は、売れなければ、人に使ってもらえなければ、リリースしなければお金を稼ぐことができないし、自分のついやした時間が無駄になったと感じるリスクも抱えます。
そういう意味で、サービスを作って売り上げをあげられる会社・人は純粋にすごいと思うし、尊敬できます。
たまに、「人から依頼された仕事でお金を稼ぐこと」は
「自分の時間を人にお金で買われているんじゃないか」
「依頼する側とお金をもらう側で上下関係ができてしまう」
と思うことがあります。
フリーランスとして働いていても、自分のリソースを他の人に提供しているのであれば、契約の形が変わっただけで、会社員時代と同じなんじゃないかなと。
でも、「サービスで売り上げをあげる」場合は、
「使ってくれる人がサービスをお金で買ってくれる」ので、
「自分の時間を提供している」訳でもないし、
「使ってくれた人も自分に対して時間を提供している」訳でもない。
「サービスに満足してくれた人はたくさん使ってくれる」「サービスに満足しない場合は使ってくれない」なので、上下関係もあまりない、フラットな関係が作れる気がします。
自分の作ったサービスで生活するということは、めちゃくちゃ大変だと思うし、めちゃくちゃ難しいことだと思いますが、
サービスを作ること自体はめちゃくちゃ楽しいし、めちゃくちゃやりがいがあるので、
どうにか将来的に自分のサービスで生活できるように頑張りたいと思います。