フリーランスエンジニア日記

フリーランスエンジニアとしての日常・日々の考え事などを発信します。

経営者の視点はお金の流れを把握しないと理解しづらい

会社員時代に、

「もっと経営者の視点で仕事した方がいい」って言われたことがありましたが、

フリーランスとして仕事をするようになった今思うと、

「経営者の視点で物事を見るには、会社のお金の流れを把握できないと理解できないな」ということを思いました。

 

社員目線だと、会社のお金の流れを意識する機会が少ない

 

社長や役員、管理職以外の社員だと、自分の会社のお金がどのように増えたり減ったりしているのかっていうことをあまり意識する機会がありません。

 

社員の場合、自分がたくさん売り上げをあげてもそこまで大きく給与やボーナスに結果が現れるわけではなく、会社全体の業績が良ければ自分の成績が良くなくてもボーナスが増えたりするので、会社のお金の流れを経営陣ほど意識する機会がありません。

あと、社員は実務作業が多いので、仕事をこなすことで精一杯になってしまうことが多いです。

 

社員の立場だと、お金の流れを意識する機会が少ない(考える時間もあまりない)ので、経営者的な視点を持つのはなかなか難しいかなと思います。

 

 

売り上げるためにはお金の流れを理解する必要がある

 

ですが、フリーランスになってみると、「生活費を確保するために何月までにプロジェクトを終わらせて入金してもらえる状況にしなきゃ」といった、お金の流れを考えざるを得なくなりました。

 

会社員のように毎月の収入が約束されているわけではないので、生きていくための資金繰りが必要になります。

 

僕はフリーランスなので、自分のコストと売り上げだけを考えればいいですが、

たくさんの社員を抱える会社の場合は、雇っている社員に給料を払うためにキャッシュを確保する必要があります。

 

会社は人件費や経費を確保しつつ利益を出す必要があるので、そうゆう意識を持った人が多くいないと会社として長く存続することは難しいです。

 

だからこそ社長や役員、管理職の方々は社員に対して「経営者の視点で仕事しろ」っていうんだろうなと今になって思いました。