フリーランスエンジニア日記

フリーランスエンジニアとしての日常・日々の考え事などを発信します。

フリーランスエンジニアになったきっかけについて

今日は僕がフリーランスになった理由、きっかけについてまとめておきたいと思います。

 

フリーランスになったきっかけ

 

僕は新卒で入社した会社で5年間働きました。

その会社は独立系の開発会社だったので、小さなプロジェクトから大きなプロジェクトまで色々なジャンルの仕事を経験させてもらえました。

 

仕事自体はとても楽しかったのですが、

僕のいた部署の人数が少なかったことや、部署にエンジニアが少なかったこともあり、時間が経つにつれ受け持つ案件の数と責任が増えていきました。

 

こなす仕事は増えていく一方で、以下のような問題が年々増えていきました。

  • エンジニアの数は足りていない(いれてもすぐやめる)
  • プロジェクトメンバーのアサインもこちらには決定権がない
  • 人によって仕事量に差が出る(エンジニアに仕事が集中する)
  • 給料は頑張っても上がらない
  • チームで計画しても最終的な決裁権はないので新しいことには挑戦できない(用意された仕事をこなす)

 

入社から2年目、僕は結婚して子供が生まれたこともあり、家族の為にもどうにかたくさん稼がないとと意気込んでいました。

 

 

ですが、大企業にあるような研修(教育システム)もなかったので、OJTで仕事を覚えていける人以外の新しく入ってくる人はどんどん辞めていきました。

 

組織力が上がらないので、個の力で頑張るしかありません。

 

しかし、僕個人が多少売り上げをあげても、部署全体の売り上げが上がらないと給料は増やしてもらえず、ボーナスもあまり出してもらえません。

(全体の売り上げを底上げできるほどの実力がなかったのも事実)

 

あと、各プロジェクトのメンバーアサインや、そのプロジェクトを受けるかどうかも自分には決定権がなかったので、プロジェクトの内容や、プロジェクトメンバーのスキル・相性により、スケジュールや売り上げが変動しました。

 

 

どう頑張っても給料をあげられない現実を実感してからは、仕事へのモチベーションがなくなりました。

 

入社から3年目〜会社を辞めるまでは、以下のことを念頭に働いてました。

  • 給料を頂いている以上、与えられた仕事をこなす
  • 出勤時間前に出社して、勤務時間内で終わるように仕事する
  • 仕事中は「自分は会社の駒」「勤務時間内は会社にリソースを提供する」「勤務時間内にできる最大のパフォーマンスで仕事する」ってことだけを考えて仕事する
  • 休日は仕事しない
  • 会社に期待しない

 

そしていよいよ会社を辞めることになるのですが、会社を辞めた理由は以下の記事で書いたので省略します。

techno-monkey.hateblo.jp

 

転職をせず、なぜフリーランスとして働くことにしたのかというと、

その会社ではフリーランスとして働いている人が結構いたので、色々話を聞いてどんな働き方ができるのか割と想像しやすかったからです。

 

 

転職することも一応考えたのですが、転職で別の会社に入るとなると、自分とあう会社を見つける転職活動が本当に大変だろうなと思いました。

 

実際、転職活動していい会社と巡り会える確率ってだいぶ低いんじゃないかと思います。いい会社だと思って入ってみたら、思っていたのと全然違ったっていうのはよくある話なので、そうゆう理想と現実のギャップが怖かったのもあります。

 

だったら理想と現実のギャップが少なそうで、より働き方のわかる方がいいなと思ってフリーランスになることにしました。

 

以上が僕がフリーランスになった理由・きっかけです。

 

ちなみに前の会社は辞めましたが、辞めた後もフリーランスとして前の会社と今も付き合いはあります。

フリーランスとしても一緒に仕事させてくれている前の会社の社長には感謝です。)

 

フリーランスになる理由は人それぞれだと思いますが、いざなってみるとこういう働き方もありだなと思います。