社会人になってから現在まで色々な会社さんと仕事をしてきましたが、今までの経験上、クライアントに依存しすぎない方がいい・期待しすぎない方がいいという持論があります。
クライアントに依存すると下請け状態になる
受託開発案件の場合、依頼された案件で成果を出したり、気に入ってもらえるとたまにクライアントから他の案件の相談もしてもらえるようになることが多いです。
次の仕事ももらえるという事は、今までやってきた仕事を認めてくれているという事だと思うので、嬉しい気持ちもありますが、1社から受けている仕事が多くなると、危険なことや不安要素も多いです。
不安要素としては、
- その会社の経営が苦しくなると、仕事がもらえなくなる可能性がある・切られる・入金・請求が遅れる
- たくさん仕事がもらえるように、受けたくない・あまり知見のない仕事も受けざるを得なくなる
というようなことがあります。
たくさん仕事をくれるクライアントはいいお客さんだなとは思いますが、一方で「たくさん仕事をもらっているんだからなるべく言うことを聞かなきゃいけない雰囲気」になってくるように感じることが多いので、
経験上一つの会社に依存しすぎるのが危険だなと思います。
また、その会社の経営がきつくなるとこちらにも影響が出てしまうので、フリーランスではあるものの、親会社と下請け会社の関係になってしまうんです。
クライアントに依存しないために
クライアントに依存しすぎると下請け状態になってしまうので、その会社の経営次第でこちらの生活が苦しくなってしまいます。
そうならないための策としては、
- できる限り取引先を増やす・収入を分散させる
- クライアントに期待しすぎない(距離感をもってお付き合いする)
ということが大事だと思います。
できる限り取引先を増やして収入を分散させることで、クライアントへの依存を下げつつ、安定した生活にできるんじゃないかと。(僕はまだ安定していないけど)
あと、「次の仕事ももらえるはず」というようにクライアントに期待しすぎるのも危険なので、「仕事単位での付き合い」「気を入れすぎずに距離感をもって付き合う」「次の仕事ももらえたらラッキー」的なスタンスでいた方が対等な立場で付き合うことができるんじゃないかと思います。
今までの経験上、
こちらのことを「完全に下請けだと思っているんだろうな」と感じてしまうようなクライアントも結構みてきました。
たとえどんな相手でも配慮をもって接することのできる人の方が人間的に素晴らしいと思うし、できる限り自分はそうでありたいと思います。(仕事をくれる事は感謝してます)
そうゆうクライアントと付き合うのは、結構ストレスがたまりますが、そうゆう時は
「いつかこちらから切ってやる」とか「早く付き合いをやめられるように頑張ろう」ってことを考えながら頑張ります。
日々の仕事をできる限りストレスなく、楽しくして行けるよう、これからも働き方を模索していきたいと思います。